病床ではいろんなことを思い出した。
故・春木豊先生が脳梗塞をされ半身が動かなくなった後、
先生をご自宅に訪ねた折、部屋の奥から現れるやいなやこう言った。
「身体が半分しか動かなくなったら感情も半分になったよ。
僕の理論は正しかったと思ってるんだ、ハハハ」
感情とはからだの反応のことである。
表情が反応し、目の焦点が合い、心臓がドキドキし、汗や涙が出、手が反応し、お腹が反応し、ふくらはぎが収縮し、そういったことをひとまとめで表現したものが感情だ。
もう10日以上寝転んでいて、声を出すこともなく、食事もあまり摂らず、という状態でいると、からだの反応が極端に鈍くなっている。
喜びとか楽しいという感情はほとんど湧かない。
また愛しいみたいな感情も湧かない。例えば、甥っ子や犬の写真を見ても、かわいいなとは思うが、愛おしい、会いたい、という気持ちがほとんど湧いてこない。
一方で、怒り、感動、諦め、のような感情は、比較的強くある。
熱は36.1。明日からは少しづつ体力を回復しなければ。
何せ玄関まで歩いて戻ってくるだけで息切れしている始末だ。
声も出ない。
(写真は、Pakorn Lopattanakij)
熱が下がりよかったですね。
でも体力は落ちているのでしょうね。
私も甲状腺だったのか?今考えたらコロナだったのか?お気持ちわわかります。(>__<)
ご無理なさらずゆっくり休んで下さい。
こうしてリアルな日記を書いて下さりありがとうございます。
やはり物資が届くのは遅いのですね。
ゼリーとかはほとんどの物に果汁や果物が入っているので食べれませんでしたので、
食べる事が可能な、日持ちする物を日頃から準備しておきたいと思います。
教えて下さりありがとうございます。
お大事にして下さい。